ジャガイモの栽培法 part1
~植え付け前の準備編~
ひのでやではサツマイモ以外に、ジャガイモ栽培をしています。
ジャガイモは病気になりやすく、ウィルスの感染により土壌も汚染される可能性もあります。
そこで行っている対策や工夫をご紹介していきます。
ジャガイモ種の消毒
消毒ではアタッキン水和剤を使用しています。
多くの病害に効果が高く、作物への浸透も強いためおすすめの殺菌剤です。
浸透性が高いため水に薄めてどぶ漬けする際に、1コンテナあたり15キロで10秒程浸けます。
消毒後は日光乾燥でジャガイモを乾かします。
その後、ジャガイモの芽出しを行います。約20日間、日光での芽出し作業を行います。
マルチ張り
マルチは雑草の抑制効果や地温、湿度が保たれるため水を与える必要はありません。
また、雨で肥料が流れる心配もほとんどなく質の良い作物が作れます。
ジャガイモのマルチ張りは2月20日頃から行います。
マルチを張る際、同時に肥料も加えて作業します。
マルチを張ってからは土壌消毒をしているため、20日以上経過してから種の植え付け作業に入ります。
今後の流れ
ジャガイモの種を植え、90~100日後に収穫作業に入ります。
ジャガイモは水分が多く、腐りやすいため収穫後風通しの良い場所で保管します。
また、光によって緑色になるのを防ぐため、暗い場所で保管します。
保管方法を誤ってしまうと、食中毒になる可能性があるのでとても危険です。
しっかりとした環境で皆様に美味しく、安全なジャガイモを栽培しています。
次回は収穫時の様子や注意点を紹介していきます。